エチル
2025/11/17 02:21
小説購入
フォロワーに作業通話で小説をおすすめしてもらって読書欲が高まったためいくつか買いました。
読むの楽しみ〜!
おすすめ超感謝!!
購入リスト
- 『ぼぎわんが、来る。』澤村伊智
- 『マレー鉄道の謎』有栖川有栖
- 『殺戮にいたる病』我孫子武丸
- 『アリス殺し』小林泰三
- 『そこに無い家に呼ばれる』三津田信三
- 『教育実習生』松崎詩織
- 『バスカヴィル家の犬【新訳版】』アーサー・コナン・ドイル
- 『蛇棺葬』三津田信三
※自分が気になってたやつもめちゃ含まれています。
どれから読もうか悩んでいます。
ぼぎわんは元から読みたいリストに入れてて(映画『来る』は見た)、有栖川有栖も名前だけはずっと知っていたから気になってる。読む機会ができてうれしいな〜。
シャーロック・ホームズはかなり昔に読んだ記憶……をいま思い出しました。
小学生時代、何かとミステリ小説を読みたい時期もあった。ポワロを読んだり……けどうろ覚えだ。
過去に読んだ本も読み直したいね〜。
何を読んだか記憶を呼び覚ますところから……。
ハリー・ポッターとダレン・シャンとデルトラクエストばっかり読んでたオタクだったことしか思い出せないよ。あと星新一。なつかし〜。
今度好きだった小説リストをつくりたいです。
エチル
2025/11/10 00:16
エチル
2025/11/9 22:55
『忌録: document X』読了
著:阿澄思惟
以下にネタバレ感想。
『禁祀: occult』の内容にも触れているため、両作品読了済のみ閲覧推奨です。
「なにもわからない」が第一の感想なのに、こんなにも面白い。
好奇心と恐怖心をそそられる素晴らしい作品でした。
実は『禁祀: occult』を先に読んでしまっていて、作者の前作である『忌録: document X』とどうやら繋がっているらしいというコメントを見て読み始めた。
たしかに繋がってた……!
「光子菩薩」
禁祀では「黒い光」の話が好きだったんだけど、本作の「光子菩薩」から繋がる話だったのだとようやく理解。
「光子菩薩」、シンプルにめちゃくちゃ怖くて良かったです。現象も怖いし人間も怖い。
最後に復元図あるのも怖〜い。
自己責任系は苦手(怪異は安全な場所から楽しみたい)ので見てないけど、目次でジャンプすると見えそうになってビクビクしている。
考察らしい考察はまったく思いつかないため、ふんわり……と楽しんだ。
「忌避(仮)」
沖縄のホラーって良い。この話大好き。
全然クライマックスに触れてしまうけど、死体の山が登場するシーンが大好き。このあたりかなりアクティブなホラーで面白かった。
不気味で気分の悪くなりそうな死体の描写もたまらない。文章から腐臭が立ち上りそうで最高だった。
阿澄思惟=三津田信三説も『禁祀: occult』読了後に見かけていたため、「三つ首の猿」と「津田信」が登場したときはこれか…!とテンションが上がった。
たしかに、これは三津田信三説が出るのも頷ける。
何ですか?津田信って。氏と同名の主人公が登場するホラー小説も執筆されているため、説得力がちょっとある。けどここまであからさまなヒントを置かない気もする。あくまでロマン。
余談。はじめはこの説をまったく知らないで『禁祀: occult』を手に取った。そのため、読了後に三津田信三説を見かけたときはなんか変な脳汁が出てしまった。
描写が好き〜と思っていたから、たとえ違ったとしても運命めいた感覚に……。
「綾のーと。」
個人ブログの投稿を追っていくホラー大好きだから、このパートは齧りつくように読んだ。
面白すぎる。女の子の解像度が高いし、実在の本や音楽が登場する細やかさも好きだ。
ブログホラー系統といえば、フェイクドキュメンタリーQの「オレンジロビンソンの奇妙なブログ」も好き。たまりません。
綾のブログのパスワード、現在も未解明らしいので気になりすぎる。
でも鍵を開けた先にクソやばい情報が記述されていたらと思うと……怖くて良い。
総括
やっぱり全体的に面白かった。なにもわからないのに。
これを踏まえて、もう一度禁祀を読むのもアリかもしれません。
ホラー小説でありながら謎解きめいた要素も感じる。
噛み砕くために考察を読み漁るぞ。
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エチル
2025/10/22 21:14
『わざと忌み家を建てて棲む』読了
著:三津田信三
前作『どこの家にも怖いものはいる』を読んでからしばらく触れていなかったのですが、気づいたら幽霊屋敷シリーズになっていたので急に読みたくなり購入。
以下にネタバレ感想。
感想
最後まで読み、やはり「三津田信三のホラーだ!」と思えて最高でした。
もうこれは核心ですが、「四つの家の中心に真の家がある(しかも隠し扉つき)」は気持ちよすぎるギミックです。三津田信三の家ホラーを愛好する者にとって、これほど興奮する展開はない。
それを読むことができただけでも甲斐があったというものです。
また、刀城言耶シリーズのように家の見取り図があればもっと良かったのでは……というレビューも見かけました。同意する一方で、この作品は「烏合邸を語る媒体は文章と録音のみ」が作者の描きたかった主題であるとも考えます。そのため、あえて用意しなかったのではと解釈しました。
昨今モキュメンタリーホラーが流行していますが、三津田氏はこの爆発的流行以前からメタホラー(作者と同名の主人公が登場する小説など)を執筆されていて、今回も遺憾無くメタでホラーでした。これが好きなんだ……。
現実と虚構入り混じるホラーって本当に面白いです。超常現象は存在しつつも、どこかロジカルに解釈できる余地の含まれる三津田氏の作風が大変好みであり、私自身も影響を受けている部分です。
作中ホラーシーンでは、リズム感ある描写と擬音の使用が怪談の語り口めいていて堪りませんでした。私は読んでいるとき映像が脳内に浮かぶので、補完してくれる擬音表現は大好きです。CoCのKPでもホラーシーンで擬音を使うと楽しいしね。
そういえば、読めば障りのある作品もモキュメンタリーホラーあるあるですね。小説は没入してしまえば我が身に近くなるし、何より想像力を掻き立ててくれるので一層怖くて楽しいです。
メタホラーではないのですが、恐怖とロジカルの両立で大好きだったのが『首無の如き祟るもの』でした。
過去作も読み返したくなってきたし、未読作品も読みたい気分になりました。
読むぞ!!
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『そこに無い家に呼ばれる』読了
著:三津田信三
前作『わざと忌み家を建てて棲む』の読後感を失わないうちに読んでしまおうと思い、昨年12月に読了した。
読んでよかった……。
以下にネタバレ感想。
全体的な感想
幽霊屋敷シリーズ最終作とされ、非常に楽しめた。
主人公・三津田信三の知人、三間坂の実家にある魔物蔵から発見された3つの記録。それを読み、「家の幽霊」なるものに思索を巡らせる本作。
怪談小説としての王道が『どこに家にも怖いものはいる』であれば、本作は大いにメタフィクションホラーに振った、どちらかといえば邪道の作風ではないか。あくまで個人の感想です。
終盤、『絨毯の下絵』を例に「作家による壮大な実験」の可能性を提示し、三津田信三のホラーをより恐ろしいものに仕立てた。
先生の作品を読むことが障りになるような、読者の日常に侵食していく怪奇体験。ある意味で恐ろしい読後感を与えた本作はとても好みの味付けだった。
全体を通しては、さりげない伏線の散りばめ方と終盤の解説が読んでいて楽しかった。
個人的に刺さったところ
・「増える」「減る」という、日常のなかではあり得る現象を怪奇に昇華するアイデアが素晴らしい。記録として提示される文書群はどこかSCPじみていて、近年のホラーブーム傾向を意識しているようにも感じられる。作家としてさまざまな表現にチャレンジしているのでは。素敵です。
・終盤の一文字ずつ減っていく文章、大好き。美しい。
・箱庭療法をはじめて知った。こんな治療法が実在することにまず驚く。私もいつかモチーフとして使ってみたい気持ちが湧いた。自分で箱庭を作る。それだけでTRPGシナリオのフックになりすぎる。
・個人的にはやはり、三津田信三の作品が読者を被検体とする「実験」であるという要素が気持ちよかった。まさしく第四の壁を突破してこちら側を巻き込むメタフィクションであり、メタフィク好きならゾクゾクすることだろう。
先生の未読作品や、過去に読了して時間の経った作品ももっと読んでいきたい。
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